3月も半ばとなり、日照時間が日に日に伸びていきます。まだまだ雪の季節は続きますが、日なたではだいぶ雪が解けるようになり、次第に春めいて来るのを感じます。こちらでは春の最初の代表選手はミヤコドリです。ミヤコドリが国鳥であるフェロー諸島では、3月12日にミヤコドリの到来をお祝いするとか。北ノルウェーでもすでにミヤコドリがやって来たと、各地から報告が始まりました(水辺で休むミヤコドリ。嘴を背中にのせて片足立ちで寝ています)。 鳥の多くは、太陽が水平線の下へ隠れてしまう頃には南へと渡っていきますが、ウミウやホンケワタガモなど、暗い冬でもノルウェー北部に留まっている鳥もいます。街中ではカササギやカラスは年間を通して見かけますが、スズメ